レトルト食品製造機「達人窯」の魅力
私たちの生活に馴染み深いレトルト食品。昨今のコロナ禍で需要も増え、ご家庭で常備されている方も多いのではないでしょうか?レトルト食品は手軽に調理が可能で常温保存ができるため人気が高い商品です。また、レトルト食品は企業・家庭ともに食品ロスを削減することができるため、SDGsに貢献することができます。
この記事では、今話題のレトルト食品を製造することができる「達人窯」についてご紹介します。
レトルト食品とは?
私たちの生活に馴染み深いレトルト食品。昨今のコロナ禍で需要も増え、ご家庭で常備されている方も多いのではないでしょうか?
レトルト食品は手軽に調理が可能で常温保存ができるため人気が高い商品です。また、レトルト食品は企業・家庭ともに食品ロスを削減することができるため、SDGsに貢献することができます。この記事では、今話題のレトルト食品を製造することができる「達人窯」についてご紹介します。
レトルト食品とは加圧加熱殺菌した食品のことです。常温で長期保存できることが最大の特徴といえます。
レトルト食品の種類は、おかゆや魚、ハンバーグなどが馴染み深いですが、他にも様々なものがレトルト食品として開発されています。例えば、介護食や離乳食です。これらは家での調理が難しく、安全性が求められる食品です。そのため、レトルト食品にすることによって調理の面倒さや品質の安全性の担保が解決できます。
レトルト食品製造のメリット
レトルト食品の製造メリットは大きくわけて5つあります。
①殺菌しているので菌がない
レトルト食品を製造する際はしっかりと菌の検査を行い、安心・安全な食品を作ります。
②物流・保存のコスト削減
常温保存可能なため、冷蔵庫や冷蔵車などを用意する必要がありません。そのため、物流や保存にかかるコストの削減にも繋がります。
③人件費削減
人材の確保が難しい企業では、忙しい時期に向けてアイドルタイムに製造し、保管しておくことが可能です。
④販路拡大
常温保存が可能なことから通販やギフトなど販路が拡大できます。例えば、賞味期限が限られているため、通販での商品化が難しかった商品をレトルト食品にすることによって、販路を拡大することが可能になります。
⑤付加価値を付けることができる
旬の安い食材やキズ物、不揃いの食品を商品化することができます。食品ロス削減に貢献できるため、SDGsの取り組みになります。また、大量にとれる旬のものや特産物を新鮮なうちに加工し、付加価値をつけて販売することも可能です。
「達人窯」を使ったレトルト食品開発
スパックにはSDGsの取り組みの一環としてロングライフ商品(長期保存可能な商品)を開発するためにSPAC Labがあります。今までレトルト食品の開発に向け、SPAC Labでは様々な実験をしてきました。野菜、果物、カレー、魚の実験を主に行いました。その中でお客様と一緒にカレーの製造に取り組み、商品化したものもあります。
達人窯に適した調理法は、煮る・蒸す・煮込むものです。また、適した食材は葉物野菜以外で、塊肉は柔らかく仕上がり、魚も骨まで食べられるようになります。
ここで、達人窯の仕組み・工程について根菜の炊き合わせを例にご紹介します。
①下ごしらえ
材料は皮をむき、それぞれ適当な大きさに切る。コンニャクやサトイモなどは茹でておきます。
②袋詰
下ごしらえした材料と調味料を量ります。
材料や調味料はきちんと量って入れるので誰が作っても同じ味になります。
③脱気
真空包装機で袋詰めした材料を脱気します。むらなく熱が伝わるように平らにセットします。
④殺菌調理
袋詰めした材料を達人釜に入れ、温度と時間を設定し、殺菌調理を開始します。
⑤出来上がり
商品は殺菌されているので、常温または冷蔵で1ヵ月~半年ほど保存が可能になります。
以上の工程にかかる時間はおおよそ、60〜90分です。また、レトルト食品の商品化には作った食品の菌検査、賞味期限の設定が必要です。
いかがでしたか?今回は、レトルト食品を製造する「達人釜」についてご紹介しました。SPAC Labが達人窯を導入したきっかけは、お客様と一緒に商品開発を行い、お手伝いするためです。1つの商品設定や温度を変え、求める味になるように調整し、お客様の問題解決に向けて一緒に開発を行います。
SPAC Labではいつでも無料で実験ができます。商品に付加価値をつけたい、新商品として開発を行いたい、機械を使ってみたい、見学してみたいお客様がいらっしゃいましたらぜひお問い合わせください。
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