SPAC Lab(スパックラボ)で食品開発を体験!
パッケージプラザ高岡店内に新設された「SPAC Lab(スパックラボ)」は、新しい商品開発に挑戦できる実験ブースです。急速冷凍機や真空包装機など、主に食品の販売において必要になる最新機器を無料で体験できます!ブースでどんなことが体験できるのか紹介するので、食品事業者の方必見です。
SPAC Labで広がる食品開発の可能性
SPAC Labとは、食品会社様の商品開発のお手伝いをするために開設し、様々な機械が置いてあり、いつでも実験や機械を見ることができる場所です。(パッケージプラザ高岡内にあります。)この機械は無料で使用することができるので、気になっているがすぐには導入できない…でも使ってみたいという方にもおすすめです。今までは、何度かご紹介したことがある、レトルト食品を製造する「達人窯」と急速冷凍機「凍眠」を設置していましたが、更に包装する機械や、印刷機、真空機、急速冷凍機でもタイプが違うものなど導入しました。人手不足や新しい販路の拡大など様々な問題を機械をうまく活用して解決するためにSPAC Labがあります。
例えば、食品を乾燥させて販売したい。今までは外注したり時間のかかる方法で行っていたという場合でも、SPAC Labの乾燥機を使って実験してみることもできます。この大きさだとロット数が…などの問題点も見えてくるのでそこから他の大きさの機械を検討することも可能です。
SPAC Labで体験できる機器を紹介
SPAC Labに置いてある機械を紹介します。
①急速冷凍機 アートロックフリーザー:食材や季節に合せて冷凍設定をオートで調整し全自動センサーのため誰が使っても失敗しません。シュークリームやケーキなど真空するとつぶれてしまう食材もそのまま急速冷凍できます。
②急速冷凍機 凍眠:アルコールを使用して冷凍します。何よりも早く急速冷凍できるので食材の細胞をほとんど壊すことなく品質を保てます。魚や肉などのドリップ(旨味成分)を逃すことなく冷凍・解凍することができます。
③レトルト機 達人窯:101℃以上の温度帯での真空調理が可能な高温高圧調理機です。
限りなく滅菌に近い状態まで調理できるので、常温保存・常温物流が可能なレトルト食品を手軽に製造できます。
④乾燥機:ドライフルーツや乾燥野菜などの商品開発をサポートします。野菜・果物・海産物などの乾燥のほか、原料の解凍(チョコレートなど)にも応用できます。
⑤エンドレスシーラー:連続して脱気して袋にシールができます。脱気は70%程度です。
⑥密着型真空機:トレーや手板などに載せた商品をフィルムで密着包装が可能です。これまで大型の機械が必要でしたが、小型での生産が可能になります。
⓻シュリンク包装機:書籍向けに作られた小型のシュリンク包装機。化粧箱の他にも発送用に緩衝材と商品をシュリンク包装するなど、様々な用途で使えます。
⑧オリジナル印刷機 DIPO:日付印字やロゴ印刷を、平面から立体物まで1個ずつできます。(対象物によりオプションが必要です。)
⑨真空キュッパ:ジャムなどをいれている広口ビンを真空巻締します。電源不要で簡単操作で誰でも巻締が可能です。
食品事業者様の挑戦を応援するSPAC Lab
上記の通りSPAC Labには様々な機械を取り揃えております。まず実際に機器を体験し、導入検討や商品開発の参考にすることが可能です。実験や試作も無料ですることができるのでこの食品で本当に可能なのか…というものも試してみることができます。
食品の新商品開発を考えている個人事業主様や食品事業者様向けの機械が多数あります。また、袋やトレーなども商品に適切なものを一緒に探すことができるので安心して商品開発ができるのです。
話題の急速冷凍は、SPAC Labでは2種類のタイプのものを導入しました。アルコールで急速冷凍させるものと風で急速冷凍させるものです。アルコールのものは早い時間で均一に冷凍することができます。風のものは潰れやすい食品でもそのまま急速冷凍することができるのでそれぞれの食品のタイプに合った機械を選ぶことができます。
SPAC Labでの実験を通じて、商品アイデアや開発プロセスを効率化しませんか?
まとめ
いかがでしたか?SPAC Labには様々な機械を取り揃えております。SPAC Labスペースを是非一度実際にみにきてください!パッケージプラザ高岡店内にあるのでいつでも自由にみていただくことが可能です。
商品開発や人手不足でお困りの事業者様。今までできなかったことを私たちと一緒に実現していきませんか?