【北陸初導入】“風を当てない”から乾かない。医療技術を応用した次世代冷蔵庫『プロミネンス』
食品業界における大きな課題のひとつが「鮮度保持」です。冷蔵・冷凍技術は進化してきた一方で、乾燥や解凍時のドリップなど、現場では今も悩みが尽きません。こうした課題への新たな選択肢として、SPAC Labでは次世代冷蔵庫 「プロミネンス」 を北陸エリアで初めて導入しました。
「冷蔵庫はどれも同じでは?」 そんなイメージを覆すのが、“凍らせない鮮度保持” という考え方です。
この記事では、「プロミネンス」がどのような設備なのか、どんな特長があり、何が期待できるのか。まずは製品そのものの特徴と可能性をご紹介します。
次世代冷蔵庫「プロミネンス」とは?

「プロミネンス」は、医療分野で培われてきた幹細胞保存技術を応用した、高性能な次世代冷蔵庫です。従来の「冷やす」ことを目的とした冷蔵庫とは発送が異なり、食材をできるだけ劣化させず、良い状態のまま維持することに重点を置いた保存技術が特徴です。
最大のポイントは、庫内の温度と湿度を高精度で一定に保つ「恒温恒湿」制御と、風を使わない「無風冷却方式」です。一般的な業務用冷蔵庫は、冷気をファンで循環させて庫内を冷却するため、どうしても食材の表面から水分が奪われやすく、乾燥や変色、ドリップ発生などの原因になります。結果として、見た目や食感、味の低下につながるケースも少なくありません。
一方、プロミネンスは、庫内全体を包み込むように穏やかに冷却し、食材に直接風を当てません。急激な温度変化や乾燥ストレスを与えないことで、細胞レベルでのダメージを抑え、鮮度保持力を大きく高めます。その保存イメージは「冷やす」というよりも、食材を静かに「眠らせる」感覚に近いと言えるでしょう。
精肉・鮮魚・野菜・果物・惣菜など幅広い食材に適応し、保存期間の延長や廃棄ロス削減にも貢献します。品質重視の飲食店や食品加工現場、付加価値商品を扱う事業者にとって、プロミネンスは鮮度を武器にするための心強いパートナーとなる冷蔵庫です。
ここがすごい!「プロミネンス」でできること

プロトンのプロミネンス冷蔵庫は、単なる保存機器ではなく、品質管理の高度化と業務効率向上を同時に実現する冷蔵システムです。鮮度維持を軸に、現場の課題解決に直結する3つの特徴をご紹介します。
ポイント①:鮮度保持(ロングライフ化)
プロミネンスの標準保存温度は約+1℃です。温度・湿度を高精度で安定制御することで、菌の増殖を抑え、野菜・果物・鮮魚・精肉などの鮮度を長期保持します。これにより、廃棄ロスの低減や歩留まり改善が期待できるのです。そして食品ロス削減によるコスト抑制に貢献します。また、保存期間が延びることで、仕入れ頻度の最適化や仕込み計画の平準化など、生産・物流スケジュールの柔軟化にもつながります。
ポイント②:無風冷却による乾燥防止
冷気をファンで直接当てない無風冷却方式を採用しているため、食材表面の水分蒸発を制御します。ラップ包装をしていないケーキや刺身、生鮮品でも乾燥しにくく、外観・食感・みずみずしさを良好な状態で維持化可能です。結果として、売り場品質の安定化やクレームリスクの低減など、品質管理レベルの向上に繋がります。
ポイント③:冷凍品の解凍前工程としての活用
冷凍食材を急激に解凍すると、細胞破壊が起こり、ドリップ増加や、食感低減の原因となります。プロミネンスを解凍前工程として活用し、緩やかに温度を戻すことで、細胞ダメージを抑制し、解凍後の品質安置化が期待できます。高付加価値商品の品質維持において有効な手法なのです。
どんな商品・事業者に向いている設備なのか?

プロミネンス冷蔵庫は、単に食材を冷やして保管する設備ではなく、「品質を維持したまま保存する」ことに価値を置く現場に適した冷蔵システムです。特に、乾燥や劣化などの日持ちの短さについて課題を抱える商品を扱う事業者にとっては大きな効果が期待できます。
例えば、乾燥や変色が気になる商品では、その特徴が顕著に表れます。生菓子やケーキ、和菓子は水分バランスが崩れると食感や見た目が大きく損なわれます。刺身や鮮魚も表面の乾燥や変色が商品価値に直結します。無風冷却と恒温恒湿環境により、これらの品質低下要因を抑え、売り場での見た目を良好に保ちやすくなります。
また、日持ちを延ばしたい商品にも適しています。カット野菜やフルーツ、惣菜、加工食品は時間経過による鮮度低下が避けられませんが、安定した保存環境により劣化スピードを緩やかにすることが可能です。これにより在庫管理の余裕が生まれ、廃棄削減とともに計画的な製造・補充が行いやすくなります。
さらに、冷凍品質を改善した商品を扱う現場でも有効です。冷凍スイーツや冷凍惣菜、業務用食材を解凍前工程として活用することで、急激な温度変化による細胞破壊を抑え、ドリップの少ない仕上がりが期待できます。結果として、解凍後の食感や風味の再現性が高まり、商品品質の安定につながります。
このように、見た目や食感を保ったまま保存できることは、単なる鮮度維持にとどまらず、廃棄リスクの低減や製造・販売スケジュールの自由度向上にも寄与します。「もう少し日持ちすれば」「乾燥さえ防げれば」と感じていた商品に対し、プロミネンスは新たな選択肢を提示し、品質戦略を支える設備として大きな可能性を持っているのです。
まとめ
いかがでしたか?プロミネンス冷蔵庫は、単なる保存設備ではなく、品質維持の制度を高めることで商品価値そのものを底上げできる冷蔵ソリューションです。乾燥・劣化・ドリップといった従来の課題を抑え、見た目・食感・風味を安定させることで、売り場品質の向上とロス削減を同時に実現します。
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