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SPAC Lab

【包装から課題解決へ】スパックってどんな会社?

「スパックって何をしているの?」「どんな事業が主軸なの?」などの疑問から、スパックの事業内容を深掘りしていきます。単なる包装資材や食品容器の取り扱いにとどまらず、スパックは持続可能性と社会的課題の解決にも力を入れています。さらに、ブランディングを含む食品商品の開発にも積極的に取り組んでおり、従来の業界の枠組みを超えたビジネスを展開しているのです。この記事では、スパックの事業の核心に迫り、その独自性と影響力を探ります。

包装資材と食品容器の販売

スパックは、包装資材屋です。スーパーでよくみかける魚や肉などが乗っているトレー、お惣菜が入っているパック、野菜が入っている袋などを主に販売しています。

しかし、ただの包装資材屋ではないのです。私たちスパックは、地元の食品産業の活性化を支援する包装資材屋として日々様々なお客様のお手伝いをさせていただいているのです。

1956年に創業者の晒谷善毅が高岡市大坪町で創業しました。最初は自社の成長が目的でしたが、事業を続けるうちに「地元の食品産業の発展がなければ自社の成長はない」ということに気づきました。そして「時代の変化に対応しないと残っていけない」と考えるようになりました。1991年に北陸で初めて発泡トレー回収(※)に取り組んだのもこのような考えからです。(※発泡トレー回収とは、今ではスーパーの入り口でよくみかける発泡トレー回収のことです。これを回収して容器の製造元へ引き渡しリサイクルに取り組んでいます。)

スパックは、トレーや容器、シールなど包装資材の販売やパッケージの提案をしていますが、その他にも新商品の企画や開発ブランディング戦略立案販路拡大のサポートをしています。地元の食品会社の売り上げと利益アップを支援し、地元食品産業を活性化させることが、私たちの使命だと考えています。

環境と社会に貢献するSDGsとCSVへの取り組み

近年、SDGs(※注1)やCSV(※注2)などの観点から、企業の姿勢そのものがますます注目されています。私たちは、環境配慮型パッケージの導入や食品ロスを防ぐロングライフ商品の開発なども支援しています。

スパックでは、フードロス削減を目指し、レトルト食品や冷凍食品の開発を支援するためにSpac Labを立ち上げました。Spac Labとは保存食について地域の皆様に知って頂きたい、お客様の商品づくりのお役に立ちたいという思いから立ち上げられ、ロングライフ商品を製造・販売を支援することを目的としています。こうして何度かご紹介しているレトルト食品・急速冷凍の機械を導入したのです。私たちスパックは、「消費することが社会解決につながる」商品づくりをバックアップします。

(※注1)SDGs(持続可能な開発目標)

持続可能でよりよい世界を目指すために2030年までに達成すべき17の国際目標

(※注2)CSV(共通価値の創造)

慈悲活動や寄付などのCSR(企業の社会的責任)活動ではなく、企業が本業で社会活動を解決していくという考え方。

他にも、環境に配慮した容器やカトラリーの採用や、紹介なども積極的に行っております。スパック内では、環境プロジェクトというものを立ち上げました。プロジェクトでは、環境に関する知識や情報を収集し、私たちにできることを模索しています。

例えば、商品をお探しの際に、耐久性を考えてプラスチックがいいと言われることがあります。こういった場合でも、プラスチックのような耐久性があるもので、環境に配慮した原料を使った商品もあります。紙ではちょっと…と思われる場合でも、原料が違うものなど環境に配慮した商品はたくさんあるので是非ご相談ください。

ブランディングと持続可能性を追求する商品開発

スパックでは、選ばれる商品をつくるには、「ブランディング」が不可欠だと考えています。これは、価格競争から抜け出して、商品の価値を生み出して消費者に伝えることができます。ブランディングとは、「他社と差別化する取り組み」のことです。ブランディングをすると何のメリットがあるの?という声もよく聞かれるのでメリットを3つお伝えします。

発信情報の影響力が高まる

価格決定権を自分たちで行うことで、価格競争から距離を置くことができるようになる

ミスマッチを起こさない

ブランディングをすることでこのようなたくさんのメリットを得ることができます。スパックの代表である晒谷が一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会の認定トレーナーの資格を有しており、ブランディングセミナーも開催しています。

次に、商品開発についてご紹介します。スパックでは、何度かご紹介している「急速冷凍機」とレトルト食品を製造する「達人釜」を導入しました。導入したきっかけとして、食品ロスを防ぐ方法はないかと考えたことです。この二つの方法で「賞味期限を長くして食品ロスを防ぐ」ということが可能になります。環境にとっても企業にとってもメリットがたくさんあるのです。スパックでは、スパックラボを立ち上げ、様々なものを実験してきました。実際にお客様と一緒に実験して商品化したものもあります。

パッケージプラザ高岡店で無料で実験できるので興味のある方はぜひお声がけください。

まとめ

いかがでしたか?スパックって何の会社?と思われていた方もいらっしゃるのではないかと思います。この記事を通してスパックについて知っていただければ嬉しいです。

スパックの思いは一つです。お客様の商売繁盛を一番に願っています。私たちと一緒に様々な課題を解決し進化し続けませんか?

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