スパック社員10名で手洗い実験!「手洗いチェッカーBLB」で洗い残しを見える化してみた
「ちゃんと洗ったつもりだったのに…」。そんな声が上がったのは、スパック社員10名が参加した手洗い実験。使用したのは、洗い残しを“光で可視化”できる「スタンド型手洗いチェッカーBLB」。普段通りの手洗いをチェックしてみたところ、意外な落とし穴が明らかに。今回は機器の紹介から実験方法、結果、そして正しい手洗いのポイントまでをご紹介します!
手洗いチェッカーBLBで見える手洗いの盲点

サラヤ社の「スタンド型手洗いチェッカーBLB」を使って、手洗い実験を行いました。
この機械は、専用ローションを手に塗ってから通常通りに手を洗い、その後ブラックライトで手を照らすことで、洗い残しのある部分が光って見える仕組みになっています。
見た目はしっかりと洗ったつもりでも、ブラックライトを当てると指の間やつめの周り、手首などに多くの洗い残しがあることが一目で分かります。普段の手洗いでは気づきにくい汚れが可視化されることで、手洗いの大切さと正しい方法を再確認することができました。この手洗いチェッカーは、学校や施設や企業などの衛生教育にも非常に有効ではないでしょうか。目に見えない汚れを「見える化」することで、衛生意識を高めることができます!
社員10名でリアル検証!洗えてなかったのは“ココ”だった!
実験にはスパックラボの社員10名が参加しました。
手順:①専用ローションを塗布 → ②通常通りに手洗い → ③BLBでチェック
まず専用ローションをつけて軽く手を洗っただけだとどのくらいローションがとれているか確認しました。


ほぼローションはとれていません。全体的に真っ白で手袋をしているかのようになりました。
次に普段通りに手洗いしてもらった画像がこちらです。



普段きれいに洗えているつもりでも手首に残っていたり、爪の間に残っていたり人それぞれ汚れが残っている部分が違っていました。
社員のリアルな声をお届け…
Aさん:きれいに洗ったつもりだった…びっくり。
Bさん:汚い。これが本当の菌だと思ったら怖い。
Cさん:自分の手洗の癖が良く分かった。気を付けて丁寧に手洗いをするようにしたい。
など、驚きの声が多かったです。


続いて、意識して丁寧に洗ってもらったのがこちらです!
とてもきれいに洗えています。しかし、爪に少し残っているので爪ブラシを使うことや、意識して爪の間などを洗わないといけないと勉強になりました。
このように可視化することで自分の手洗の癖を確認することができ、正しい手洗いをするように心がけることができます。
意識するだけで変わる手洗い

感染症予防の基本である手洗いですが、ただ水でさっと流すだけでは十分ではありません。見た目がきれいでも、ウイルスや細菌は目に見えない場所に残っていることが多いのです。特に「爪の間」「指と指の間」「親指のまわり」「手首」は洗い残しが発生しやすいポイントです。これらを意識して丁寧に洗うことが、正しい手洗いの第一歩になります。
具体的には、石鹸を使いながら、指先を手のひらでこする、指の間を交互に洗う、親指を反対の手でねじるように洗う、手首までしっかり洗うというように手順を守ることが大切です。厚生労働省などが推奨する「30秒以上の手洗」を目安にするといいと思います。
そして、手洗いを継続的に実践するためには「洗い方の見える化」が効果的です。たとえば、洗い残しが光って見えるブラックライト機器や、手洗い手順を図解で示したポスターを設置することで自分の手洗を客観的に見直すことができます。これにより、”自分では洗えているつもり”から”確実に洗えている”へと意識が変わります。
職場や家庭でも、正しい手洗いを“見える化”して共有することで、衛生意識の向上につながります。毎日の手洗いをただの習慣にせず、正しく・丁寧に行うことを心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?実験を行うまでは洗えているつもりの人が私も含め多かったです。普段しっかりと手洗いできていると思っていても、実際にどれくらい洗えているかを可視化することで、自分の手洗いの癖が分かりました。
こちらの手洗いチェッカーもスパックラボ(パッケージプラザ高岡店)に置いてあるので使ってみたい方はお気軽にお声がけください!