失敗しない!別注ラベル印刷の進め方とチェックポイント
ラベルを作るときに意外と多いのが「思っていた色と違った」「貼ったらすぐ剥がれた」といったトラブル。実は、印刷前の“確認”と“選定”でほとんど防げるんです。この記事では、別注ラベルを作る際に押さえておきたい印刷前の準備・印刷方式・注意点をわかりやすく紹介します。
印刷前に確認したい5つのポイント

別注ラベルを発注する前に確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。サイズ・素材・色・数量などのトラブルを防ぐためのチェックポイントです。
①サイズ・形状の確認
まずはラベルの「縦×横mm」を正確に測定します。貼付対象の形状やカーブを考慮しないと、実際に貼る際にズレや浮きが生じることがあるのです。円形・変形など特殊形状のラベルは、刃型代が発生する場合があるため、早めに確認しておきましょう。
②原紙・粘着剤の選定
使用環境に適した素材を選ぶことは品質維持の基本です。常温・冷蔵・冷凍などの保管条件や、屋外使用の有無により、最適な原紙や粘着剤が異なります。誤った素材選定は剝がれや変色の原因になるため、発注時には使用環境を必ず共有してください。
③仕上げ方法の確認
仕上げは「シートタイプ」か「ロールタイプ」かを選択します。自動貼り機を使う場合はロール仕上げが主流で、巻き方向や1ロールあたりの枚数など細かな指定も重要です。作業効率を左右する部分なので、製造ラインの仕様に合わせて決めてください。
④色数と色指定
印刷色は一般的に1~4色。ブランドカラーを忠実に再現したい場合は、DICやPANTONEなどの色見本を用いた指定が効果的です。現物見本による色確認を行うことで、仕上がりのイメージ違いを防ぐことができます。
⑤作成枚数の設定
発注枚数は500~30,000枚程度が目安です。ロット数によって最適な印刷方法(デジタル印刷・フレキソ印刷など)が異なるため、コストと品質の両面から検討しましょう。用途や在庫管理を踏まえた数量設定が重要です。
「冷凍商品に使用」「屋外掲示用」など、実際の使用条件を最初に共有しておくことで、最適な原紙・粘着剤を選定できます。製造者との情報共有を徹底することで、品質とコストを両立したラベルづくりが行えます。
印刷方式の違いを知って、仕上がりをイメージしよう

ラベル印刷を検討する際に、どの「印刷方式」を選ぶかによって、仕上がりの質やコスト、耐久性が大きく変わります。代表的な印刷方式は「凸版印刷」「オフセット印刷」「シルク印刷」の3種類。それぞれの特徴を理解し、目的に合った方法を選ぶことが、理想のラベル作りに繋がるのです。
まず、「凸版印刷」は最も一般的な印刷方式です。コストを抑えつつ、小ロットから大ロットまで柔軟に対応できます。シンプルなデザインだけでなく、最新機では写真やグラデーションも表現可能です。食品ラベルや商品タグなど、幅広い業種で採用されている定番の方式です。
次に、「オフセット印刷」は高精度・高品質を誇り、細やかな色表現やベタ面の美しさが特徴です。写真やデザイン性の高いパッケージラベルに適しており、ブランドイメージを高めたい製品におすすめです。特に、大判サイズや高級感を重視する印刷物に最適です。
一方、「シルク印刷」はインク層を厚くのせるため、発色が鮮やかで対候性に優れています。屋外看板や車両ステッカーなど、雨や紫外線の影響も受けやすい環境でも長期間きれいな状態を保ちます。耐久性を重視する場合に最も適した方式です。
「印刷方式」は仕上がりの印象だけでなく、使用環境やコストバランスにも直結する重要な要素です。
「高精度に見せたい」「屋外でも長持ちさせたい」など、目的に応じて最適な印刷方式を選ぶことで、ラベル印刷の品質と満足度を大きく高めることができます。
印刷・貼り付け時の注意点

ラベル印刷はデザインや印刷方式だけでなく、「貼り付け環境」も品質を左右する重要なポイントです。印刷後の仕上がりや使用状況をしっかりと想定しておかなければ、色味のズレや剥がれなどのトラブルにつながることがあります。印刷・貼り付け時に押さえておきたい4つの注意点をご紹介します。
①透明ラベルには「※白引き印刷」が必要!
透明素材は下地が透けやすく、白インキを下地として印刷しなければデザインの色が沈んで見えることがあります。ロゴや文字の視認性を確保するためにも、下引きを施してからカラーを重ねるのが基本となります。
※白引き印刷とはデザインの下地に予め白のインキで印刷してから表面のデザインを印刷する方法。
②粘着選びは慎重に!
特に冷凍商品は注意が必要です。冷凍された状態のパッケージに直接貼ると、粘着力が弱まり剥がれる恐れがあります。基本的には「冷凍前」に貼り付けることが原則です。用途に応じて「冷凍対応」や「耐水仕様」の粘着剤を選ぶと安心です。
③貼り付け面の素材にも注意!
凹凸のある面や、ツルツルした樹脂・金属などは粘着が不安的になりやすい傾向があります。その場合は、強粘着タイプや専用の接着剤付きラベルを検討したほうがよいでしょう。貼り付け環境に合わせた素材選定が長期的な安定使用のカギとなります。
④色指定は現物確認を忘れずに!
DICやPANTONEなどのカラーチップを基準に印刷会社と見本を共有し、モニターやプリンタの表示差によるトラブルを防ぎましょう。特にブランドカラーを扱う場合は、事前の色校正が必須となります。
透明素材・冷凍商品・凹凸面など、”貼る環境”を具体的に想定することが成功に鍵です。印刷前の一手間が、仕上がりと品質とブランドイメージの両方を守る結果につながります。
まとめ
いかがでしたか?ラベル制作は、素材や粘着剤、印刷方式などの細かな選定が品質を左右します。印刷前にしっかり確認し、使用環境に合った仕様を選ぶことで、トラブルのない仕上がりになるのです。スパックでは、用途に合わせた別注ラベルのご提案が可能です!
商品や使用環境に合わせた最適なラベルをご提案します。お気軽にご相談ください!